鬱病との闘い方は逃げること。
久しぶりに鬱病について書こうと思います。
ちなみに私が2年前に診断書がでたのは「適応障害」
その後の診断は「軽度の鬱」でした。
このことからも分かるように、
「もうやばい」と思ってすぐクリニックにかかったので
軽度ですみ、周りの支援もあって
今はほぼ生活に支障なく過ごせています。
ただ、鬱病になってしまうとやっぱり心の奥の何かが変わって
「これもう治らないんだな」と思うことがあります。
例えば、フラッシュバック。
ふとした時に教員時代の嫌な思いをしたことを強烈に思い出します。
苦しくなります。
涙が出ることもあります。
すごく気持ちが落ち込みます。
そして、一生この気持ちは消えないんだろうなと思うわけです。
そんな時一番いいのはくよくよ考えるのではなく、
「過去のこと」と割り切って
思考を切り替えること。
認知を変えるという方法もありますが、
強烈な思い出にはその時の感情もよみがえるので
自分のなかで難しいなと感じます。
そしてもう一つ大事なのは、記録すること。
私はこの一年間、自分の気持ちが落ち込んだ日を記録してきました。
どうやら雨の日が続いたり、女性の周期とも関係がることが分かりました。
そして一年前と比べると
1か月に5~10日落ち込んでいたのが、
今や1か月に1、2回あるか無いかぐらいまでに減っていました。
以前は気分が落ち込み一日何もできなかったこともありましたが、
今は気分が落ち込むことで一日何もしないという日は無くなりました。
「鬱病は治せない」と思い込んでいましたが、
確実に改善はできると思いました。
私もそうでしたが、真面目な人ほど
他人の目を気にしたり自分の体の悲鳴を無視しがちです。
でも自分の優しくしていい。
自分に優しくできるからこそ他人にも優しい人になれるんだと思います。
夏休み明けは心身ともに疲れが出やすい時期なので、
注意が必要ですね。
これからも自分の体と心を大切にすることを忘れずに生きていきたいと思います。
では。
鬱病の時すごく自分の助けになった本
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