自分の考え方のくせを治す、簡単な方法
前回の続きで認知行動療法のやり方です。
前回のはこちら
私がやっている認知行動療法のやり方は
精神疾患を患っていない方でも、
ネガティブになってしまったときにおすすめです。
方法
①自分のネガティブな考えや出来事を書き出します。
例)仕事を休んでいる私は同僚から嫌われている。など
②それに対する自分の感情を書きます。これは省略しても良いです。
例)悲しい、つらい
③ ①以外の考え方を書きます。いくつでもいいです。
例)長く休んでいる私を心配しているかもしれない。
私を助けたいと思っている人がいるかもしれない。
④ それらの考えのなかで1番良いものを選び、そうすることの良さを書きます。
例)気持ちが楽になる。
実際に書くと、こんな感じになります。
①仕事を休んでいる私は同僚から嫌われている。
↓
②悲しい、つらい
↓
③長く休んでいる私を心配しているかもしれない。
↓
④気持ちが楽になる。
実際に書くときは、縦に線を入れて、横に書いてみるといいです。
慣れると頭の中でできるようにもなりますが、
初めのうちは面倒でも必ず書くことをお勧めします。
大切なことは感情と考えを分けることです。
自分が感情に支配されるか否かは自分で選ぶことができます。
まだこんなことができないよという人は無理してやらなくても大丈夫です。
心のエネルギーはしばらく休めば出てきます。
気が向いた時にやってみてください。
参考文献
↓どれもやさしい言葉で分かりやすく書かれているのですぐ読みたい方にお勧めです。