悩ましい家事問題!夫婦でチェックしておくべき10つのこと
前回の記事では、イラつく妻とそれを理解できない夫について書きました。
今回は具体的な解決策についてより踏み込んで書きたいと思います。
やはり妻がイラつくのは夫の家事問題についてのようです。
稼ぎが少ないとか、女遊びとかではなく。
そこで夫の家事貢献度が分かる10つのチェック項目を挙げようと思います。
✓妻と自分の家事時間を把握していない。
✓妻に言われた家事しかしない。
✓日用品のストックがどこにどのくらいあるか分からない。
✓妻に「それは私がやるからいいよ。」とよく言われる。
✓洗濯機の使い方が分からない。
<掃除編>
✓「水回りのそうじ」と言われても何をすればいいのか分からない。
✓「後で片付ける」はだいたい数日後になる。
<食事、料理編>
✓食事中に醤油や小皿などが必要になったときは必ず妻が取りに行く。
✓料理をした後、コンロ周りを掃除したことが無い。
✓料理するために自分で野菜などを買いに行ったことが無い。
チェックが多いほど家事貢献度は低いと考えられます。
また、「自分はできる」と考えている男性がやりがちなのは
知らないことを「オリジナル」でなんでもやってしまうこと
「妻の二度目の家事」を知らないことです。
例えば、
鍋の焦げ付きをタワシでゴシゴシ落としてしまう。ゴム製の料理器具を火に近づける。料理をレシピも見ずに作ってしまう。(レシピを暗記している場合は別)
このような行為は後に妻の手間を増やすことになります。
(例えばダメになった料理器具を買いに行くとか、失敗した料理の代わりをつくるとか。夫がやればいいじゃんと思うでしょうが、多くの妻は夫に失望して「自分でやった方が良い」と考えるでしょう。)
家事というのは思っているより科学的な行為で、ちゃんと理由があって、例えば洗剤の用途や容量なども決められている訳です。だから、そういったことを知る、基本通りにやるというのが家事スキルの高さに関係なくすべきことです。
家事スキルが高くなるとできるようになるのは、
“オリジナル”でできるようになることではなく、
基本が身に付いて“効率良く”できるようになることでしょう。
逆に妻側がチェックしておきたい旦那の家事貢献度を上げる5つの項目です。
✓家事のやり方を分かりやすく説明する。(こだわりがあるものは紙などに書く)
✓夫婦で家事分担について話し合い、担当を決める。
✓担当を決めたら、相手のすることに手を出さない。
✓旦那が使いやすく、分かりやすいものの配置をする。
✓すぐにイラつかない。
旦那が料理をした後のシンク周りの汚さをみた妻は怒りと失望感を感じ、「もうこの人に料理を任せるのはやめよう」と思うこともあるでしょう。洗濯機の回し方を教えるより、自分でやってしまった方が楽だと思うこともあるでしょう。
それでも、夫婦の関係を考えると、家事ができる夫を育てた方が良いに決まっています。
今や未婚女性の6割以上が男性に家事スキルを求めており、結婚後も男性に家事の協力を求める女性は増えています。
家事スキルが低いままの男性と一緒に何年も連れ添うと、家事育児に疲れて自分の気持ちは冷めていってしまいます。楽しい結婚生活が送れなくなってしまいます。
だから、最初は「なんでこんな当たり前のことも知らないんだ?」と思うかもしれないし、たまにイライラを爆発させることもあるかもしれませんが、ゆっくりでいいから家事のこなせる夫にすべきだと思います。
さらに妻側が気を付けなければいけないタイプの性格は、責任感が強く、我慢が得意なタイプです。
最初はニコニコしてできた家事も、じわじわ辛くなり、それでも夫に家事の協力を強制せず、いつしか夫に対する愛情が完全に冷め切ってしまうタイプです。
私も比較的このタイプだと考えられるので危機感をいだいております。
「我慢の限界」がくるまで平気ですが、それを超えると一気に落ちるタイプです。
そういう私と同じようなタイプの人におすすめなのは完璧を求めないことです。
いつも100点ではなく70~80点で満足する。
そのようなことを心がけると良いのかなと思います!
こんな簡単に書いてしまいましたが、実際、この問題は根深い問題です。
日本の労働時間の長さや満員電車など通勤時間の苦痛さを考えると
平日働いている人のなかで家事できる体力も有り余っている人はどのくらいいるでしょうか。イラつかず丁寧に教えられるほどの心の余裕は日々の生活のなかでとれるでしょうか。
難しい問題だなと思います。
では!
↓夫婦関係や家事について参考にしたい本です。