【コロナウイルス】中国と日本の医療体制の違い
こんにちは。お久しぶりです。
相変わらず上海で元気に暮らしているふうこです。
日本のコロナウイルスの状況が良くない状況を見て
思わずブログを書くことにしました。
誰かの何かの参考なれば幸いです。
中国(上海)と日本の医療体制の違いについて書こうと思います。
【上海の医療体制】
・発熱したら、近くの発熱患者専用の指定された病院に行って検査を受ける。
コロナ判明した場合は強制隔離。
(百度地図で「発熱問診」と調べると近くの指定された病院が検索できる。
我が家に1km範囲以内には2つありました。指定されていない病院は閉まっているか、発熱者は入れない。)
・感染者が確定した場合は、クラスター班が24時間以内に濃厚接触者を洗い出す。濃厚接触者も隔離される。
・感染者が出た場合、感染者のいた場所や国籍、年齢等が公表される。
・オンライン診察の充実
スマホで診察→キャッシュレス支払い→薬は当日発送
・信用スコアとの連携。
症状を隠す、隔離中の逃亡、感染経路の調査に協力しない等の行為は信用スコア減点。
※信用スコアとは社会的信用度をはかるためのシステム。高いとデポジットの免除やフリマアプリで表示されるなどのメリットがある。公共料金の支払い遅延や信号無視などで減点される。
・とにかくどこでも検温される(検温してくれる人はお店の人だけでなくボランティアの方も多かった)。37.3度以上は強制隔離。検温器は手首にピッと光を当てると1秒で測れるシステム。
駅では指定されたところに立つだけで検温するシステムもあった。
○上海の医療体制のまとめ
とにかく検査もバンバンやって隔離もどんどんする。
濃厚接触者も洗い出し(監視カメラやビックデータを駆使して)、徹底的に感染源を断つ。
【日本の医療体制】
・検査数に限りあり。
☆肺炎の症状や濃厚接触などの条件に当てはまっている人のみ検査を受けられる。
どんどん検査して陽性者を確定して病院に送るのではなく、
医療崩壊を防ぐためにも検査はなるべくしない方針。
特効薬もないので軽症者は自宅待機。
・病院側は検査拒否、コロナ疑いの患者の診察拒否ができる。
・粘液からの感染を防ぐため、インフルの検査を中止する病院が相次ぐ。
・感染経路を特定するのが難しい。6~7割が感染経路不明。
○日本の医療体制
検査キットや人手の不足の影響もあるが、他国に比べ検査数を圧倒的に抑えて対応。
日本にいた知り合いは高熱がでても検査を受けられる条件に当てはまらず、
病院ではインフルの検査もできないので、解熱剤だけでなんとかやり過ごしたとか、、
薬はもはや薬局で買った方が早いと言っていました。
比較すると国よっても対応が全然違うことが分かります。
日本では検査数が少なすぎるだとか、医療現場は限界だとか、政府の対応が遅すぎたとか不安・不満の声が高まっています。
私も日本にたくさんの友達や家族がいるので不安です。対応に不満ももちろんあります。
でも
今、この状況で不安・不満の声を上げただけではどうにもならない。
今私たちが一番すべきなのは自分でできる限りの予防をすること。
なるべく家をでないこと!!!
その一言限ります。
私も中国でコロナがピークだったときは買い物は1週間に1度にして、
家にある缶詰の食べ物などもたくさん消費しました。
食料の買い出し以外の外出ができない日は1か月以上続きました。
焼肉食べて~~と何日も思いました。毎日ネットで食べ物の画像を検索していました。
でもなにより一番大切なのは命です。
はやく日本のコロナ、世界のコロナ収束する日を願っています。
コロナに関する書籍がもう出ていますね、、では!