先行きの見えない未来に対する戦略
前回の記事の続きです
以下、まだ20数年しか生きていないような、
まだまだ教養も浅い私の個人的な考えです。
私が考える未来に対する戦略は3つ。
①教養
②自給自足のスキル
③人とのつながり
です。
①教養
前回の記事にも書いたとおり、未来はどうなるか分かりません。
そして、そんな未来を生き抜くためには「周りから必要とされる人材になる」ということと「より広い視野で物事を考えられること」が必要になると思います。
例えば、今、花屋さんであらゆる花に詳しく、花を売る仕事ができたとしても、
ビックデータには負けてしまいます。
「あることをよく知っている」だけで仕事してれば簡単にAIに淘汰されてしまうわけです。
だから、例えば
花の知識×いくつかの外国語×インテリアの知識
などいくつかのスキルを掛け合わせて
“外国人のお客さんにも、相手の家のインテリアや好みに合わせた花を売れる”
というような応用力のある人になる必要があると思います。
そのために幅広い教養が必要です。
それから、ネット社会、AIが台頭する世界だからこそ、
「情報」だけでなく「思考することによって身に付けた知識・教養」が必要だと思います。
「あんなこと知ってる」だけじゃ意味ないのはグーグル先生に聞けば
なんでも分かる世の中だから。
思考することや新しいアイデアを思いつくことは人間の強み。
読書や人との関わり、新しい挑戦、、、
学ぶ機会を自分から見つけて色々なことを身に付けたいなと思います。
②自給自足のスキル
将来、自分が企業などの社会から必要とされない人材となってしまったらどうすればいいのか?
もう自給自足するしかないのでは、と(笑)
日本の人口はかなり減少し、地方の過疎化も深刻なので、
場所を選ばなければ土地は安く買えます。
そこで野菜をつくる、鶏を飼う。米や自分のつくっていない野菜を生産する人とつながり、物物交換する、そういったお金を必要としない小さな村社会で生きていく。
そんな現実もあり得るのかなと思いました。
どちらにしろ、インフレは進み、物価は少しずつ上がっています。
消費税ももう10%になります。
物を買うのではなく、
必要なものを生産する人になってしまうというのも一つの手だと思います。
そんな将来に備えて今からできるのは
「物の多さ=豊かさ」の価値観を捨てること。
少ないもので、満足度の高い暮らしの実現。
実際、衣服や雑貨なんてほとんどなくても生きていけます。
物が少ないと身も心も軽くなった感じがして気持ち良いものです。
上海来たばかりの時はできていたけど、最近物が増えてきたから気をつけよう、、
③人とのつながり
「弱い紐帯の強さ」という言葉があります。
これはある社会学者の研究で、家族や親しい友達とのつながりよりも稀にしか会わないような人からの方が有用な情報を得られるということが分かったものです。
転職する際、80%以上の人が稀にしか会わない人からの情報で転職したという研究結果が出ています。
つまり、親しい友達の仲間内だけで楽しんでいても、
いざ困ったときに必要な情報がそこから得られるかどうかは別だということ。
より広く、あらゆる分野で良好な関係を築く。
誰かが困っていたら、手を指しのばす。
自分が困ったら助けてもらう。
②で挙げた物物交換の例とも似ていますが、
人と良い関係を築くことでそこから幸福感を得られることは間違いありません。
75年間、約700人以上を対象にした研究では
孤独な人や関係の悪い人とのつながりのある人は
脳が傷つき、健康も害されることが分かりました。
逆に、人間関係の満足度の高い人は、
幸福度も高く健康的であることが分かっています。
人間関係は人生に大きな影響を及ぼす要因の一つです。
帰国してからも、今ある人間関係だけでなく、
新しい出会いを大切にしたいです。
人間関係の大切さが分かる本、良本です。
①、②、③をまとめると総じて言えるのは、
毎日朝から晩まで同じ職場に閉じこもり、同じ人としか会わない、
休日は何もしないで寝ているだけ、、
という生活では将来に対する備えは何もできないと思います。
仕事終わってから自分で勉強する時間を取る、土日は自分と全く違う分野で働く友人と会ってみる。
そんな生活が理想かなと思いました。
私は仕事すらしていないのに、だらだらと好きなことばかりしている人間なので理想の真逆です!泣
今から自分にできることを全力でやって
生涯幸せな人生をおくりたいですね!
では。