ぽかぽか日和

元上海駐在妻、現在日本で妊娠中。主婦の勉強色々。

駐在妻の苦悩と効果のあった対処法


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駐在妻として上海で暮らし始めてから1年経ちました。

この1年で感じた“駐在妻の苦悩”とその対処法について書きたいと思います。

 

 

 

 駐在妻の苦悩について 

1.人生計画が立てづらい

 海外生活はいつ終わるのか予測しづらく、さらに海外→海外への「スライド」の可能性もあるため、自分のキャリア、今後希望するのであれば妊娠&出産等の計画を立てることが難しい。

 私の場合は仕事を退職して来たため、「帰国したら新しい仕事につけるのだろうか」、「仕事するとしたらどんな仕事がいいのだろうか」という不安を持っていました。

 

 

2.孤独感を感じやすい。

 多くの人が、家族以外に知り合いはほぼいない状態で生活をスタートさせると思います。夫は仕事、見知らぬ土地で1人買い物行くにも、どこで何を買えばいいのかよく分からない。。。周りの人に言語は通じないし、助けは求めづらい。。。

 生活に慣れてくると今度は有り余る1人の時間。せっかく知り合いになれた周囲の先輩駐在妻さんは現地の言語はもうぺらぺらで習い事もばんばん通っている。。。

 その結果、結局1人家で孤独と戦いながら時間を過ごすということもあります。

 

 

3.夫婦での立場が違いすぎて、お互いに理解することが難しい。

 見知らぬ土地で一番頼りになるはずの夫の存在。お互いに理解しあい、支え合うのが理想です。ただ夫は毎日多くの人を相手にしながら仕事。一家を養うというプレッシャーを背負いながら海外で働くという経験は、それを支える妻には体験しえないことです。

 一方で、365日休みなく、給料もなくほぼ1人で家事をこなす辛さは外で働く夫には経験できないこと。あまりにも同じ夫婦でありながら全く違う生活をしていることになります。「毎日献立考えるのが大変。」という些細な悩みにすら共感しくれる相手も少なく、知らない間にストレスが溜まる→夫婦間の関係悪化ということにもなりかねません。

 

 

 

 予想していたけど、困らなかった事

・駐在妻同士のマウンティング

 夫の収入を自慢する、自分の暮らしの良さをアピールする、、、そのような教養の無い駐在妻さんに私は出会ったことがありません。周りの方は、気さくで親しみやすく、素敵な方ばかりです。人間関係でのストレスは感じていません。

 

 

・和食や日本のものが恋しくなる

 上海の場合、この心配は無用です。和食レストランは多くあり、クオリティも高いです。タオバオという最強のアイテムを使えば何でも手に入ります。

 

 

・日本にいる家族や友達が恋しくなる。

 今のとことありません。友達や家族とはたまに電話します。SNSが発達した今の時代、友達がどこで何をしたのかもすぐ分かり、遠く離れているようには感じないからだと思います。

 

 

 

 

効果のあった対処法

・「何もしなくていい」と自分に言い聞かせる。

 自分だけ1人家にいてぼーっとしていると、「こんなになまけていていいのか」という罪悪感が生まれてきたりします。でもそれでいい。海外で暮らしている、それだけで貴重な経験をしているし、毎日家事を続けているだけで偉いのです。(だって普通の仕事は週2で休みがあるのだから!)

 ちょっと疲れたなと思ったら全てのことを止めて、ひたすら休む。またやる気が出てきたら何かすればいい。

 

 

・外へ出て、人と会う。電話で人と話す。

 誰かとしゃべるだけで心が癒され、満足感が得られます。効果は絶大です。「私の人生ってこれでいいのかな」と考えだしたら、知り合いの駐在員さんでも誘ってご飯でも食べましょう。「これでいいのだ」と思えるはず。人付き合いが好きな人であれば、何かしらのコミュニティに入り、外国人さんの友達を積極的につくるのもいいともいます。苦手な人はLINEやwechatで心許せる相手と電話しましょう。

 

・夫婦間のコミュニケーションを大切にする。

 夫にとっても妻にとっても居心地の良い家にするためにも、大事なこと。毎日のコミュニケーションはおろそかにしないように心がける。

 

 

その他に効果のあった対処法

・ノートにひたすら自分の気持ちを書く。

・一人でもいいから外へ出る。

・音楽を聴く。

・とにかく好きなことをする。(アニメ、マンガ、読書、ヨガ、、etc)

 

 

 

 

 

あまり効果の無かった対処法

・ひたすらスマホSNSを見る。

 目が疲労するだけ。気分が落ち込んでいるときにインスタグラムのきらきら写真をみればさらに気持ちが沈んだ。スマホの使いすぎは注意。

 

 

・料理に没頭する

 料理が好きなので没頭してみたけど、凝ったものを作って体力消耗しただけだった。

 

 

・家事完全オフdayをつくる

 旦那に協力してもらい、家事をリスト化→家事をやってもらうという日を導入したが、土日も仕事があることが多い&土日なのになんだか申し訳ないということで結局あまり実践できなかった。家事リストも多くて見ずらい為、あまり確認してもらえず。

 もちろん家事をお願いした日は体力的には回復できたし助かった。持続が課題。

 

 

 

 

今後の課題と取り組みたいこと

・土日どちらかでいいので夫婦で家事を休む方法の模索。

 土日は夫にも協力してもらうことが多いが、3食ほぼ自炊している状態。朝昼兼用のブランチを簡単なものにして夕飯は宅配してもらうとか?お金をかけないと休めないのはしょうがない。。。あとは夫婦で出かける日を増やす!

 

・自分の目標設定の見直し。

 何のために勉強しているのか?これからどんな自分になりたいのか?などの問い直し。なんとなく毎日を生きている気がするのでもう少しモチベーションを上げて何かに取り組みたい。

 

 

最後に

 大変そうなことをたくさん書きましたが、海外生活はたくさんの刺激があり楽しい生活です。これから駐在妻になるよという人はあまり気張らずに海外生活を楽しんでください。

 すでに海外駐在している方、辛い時期、無気力な時期はあるかもしれませんが自分1人だけではないと思ってください、ここにもいます!笑

 

 私は自ら望んで23歳で旦那について来ることを選びました。新しい出会いと刺激も多く、辛いことはあっても、駐在妻の道を選んだことは後悔したことはありませんし、旦那の存在を恨んだこともありません。小言はうるさい妻かもしれませんが。自分の支えになってくれている旦那には感謝しています。

 

 

 

では!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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