上海から本帰国して2週間。日本の生活で慣れなかったこと
明けましておめでとうございます。
今年も気ままにブログを書こうと思います。
本帰国して3週間が経とうとしていますが、
帰国してから慣れなかったことを記録しておこうと思います。
①コロナウイルスに対する考え方の違い。
最近東京でついに一日1000人越えの感染者が出て、
もしこれが上海だったら完全にロックダウンになるレベルだけど、
年末年始近所のスーパーは家族連れでいつも以上に混んでいた。
例年に比べたら、初詣の参拝者は減ったようだけど、
個人的には参拝者がいるということだけでもびっくりする。
政府が緊急事態宣言を出さないどころか、会食をやっちゃうくらいだから、
国民の危機感が芽生えないのもしょうがないのかもしれない。
②公共の場でのマナーの良さ、接客レベルの高さ
妊婦検診に行った際、待合室には30人以上の人が集まっていたけど
ものすごく静かでびっくりした。
中国だったらイヤホン無しで好きな動画をみたり、
電話したり、1人1人が音を出すのも普通だけど、
そんなことできないくらい静かでびっくり。
レジや受付では店員さんがみんな優しく丁寧な言葉で話しかけてくれる。
感動するけど、クレーマーが来たら、
中国人のように言い返せないだろうから心配になったりする。
③デリバリーサービスやキャッシュレス清算はまだまだ不便。
3年前に比べたらずいぶん進歩したと思う。
とくにキャッシュレス対応はかなり進んでいた。
でも、ここももっと進化させられるのに、、、と思ったりもする。
例えばイオンにあるレジゴーというサービスは
店先に設置された専用のスマホでバーコードを読み取り、
レジを通さず清算できるシステムになっていたが、
上海ならわざわざ専用のスマホをつかわなくても
日本のレストランではまだまだ店員さんがたくさん働いている。
中国のようにそれぞれの机にQRコードをつけて
読み取って注文→清算のようなシステムがあってもよいのでは
と思ったりもした。
④日本語に慣れない
母語に慣れないというのは本当におかしなことだけど、
最初の1週間は周りから聞こえてくる日本語に慣れなかった。
中国なら当たり前だけど周りの人の会話は全て中国語で程よいBGMのように
なっていたが、
周りの人が日本語を話していると、内容がどうしても耳にはっきり入ってくるし、
自分が誰かと話すことも周りの人に聞こえるんだという意識してしまう。
そして日本の漢字は中国語の漢字と違って読み方がたくさんあり、
それが思い出せないという現象が今でも起きている。。。
例えばテレビで出てきた「有吉」を「ありきち」と言ってしまったり、
「満月」を「まんづき」と言ったりしてしまう。
とっさに正しく漢字を読めない上、ひどい時は中国語そのままだったり
中国語と混ぜて読んでしまう。
中心をZhongxin、小籠包を「xiaoろんぽー」と読んだり、、(-_-;)
書く場面でも支障をきたすのは中国語に似た日本語を書くとき。
収は收,歩くは步などつい中国語で書いてしまうことがある。
これも少しずつ慣れると思います。。。
⑤建物のサイズ感が違う
身の周りのもののサイズ感がなんだか窮屈。
成田空港から自家用車で帰るとき首都高がものすごく狭く感じたし、
東京のビルがものすごく低くなったように感じた。
実家のドアも天井も廊下もこんな感じだったっけ?
と思うくらい小さく感じて、
上海の建物や道路とはサイズ感が違うことを感じた。
電柱は上海でほとんどなかったので空に電線が何本も渡っていて
電柱もたくさんあるのを見ると少し邪魔な感じもしたりする。
そんな中日本のカラスのでかさにはびっくり!
こんな大きな鳥が身近に普通にいるの怖い!!!笑
こんな感じで最初の3週間が過ぎました。
もちろん母国なのですぐ慣れてきましたが、
3年弱日本に一時帰国したのは一回だけで、
久しぶりに日本での生活を再開したので最初は
日本ってこんな感じだったっけ!?と思うことが多くありあした。
日本を批判するようなことも書いてしまいましたが、
冬でも空気がきれいなこと、
他人に対して礼儀正しい文化、
おいしい和食の数々など
日本の良さも感じられていいなと思っています!
今年一年みなさんが健康にすごせますように!!