【コロナウイルス】上海と日本の教育体制の違い
コロナウイルスシリーズ続きです。
前回までは医療体制、政府の対応などについて書いてきました。
今回は上海の学校はどうなっているのか、日本とどのような違いがあるのか
素人の駐在妻目線ですが書いていこうと思います。
【上海の学校】
4月27日までは学校再開できないし、基本生徒も入れない。
○現地校
・基本オンライン授業。
授業はスマホやネット環境がなくてもテレビのチャンネルで見ることも可能に。
・授業だけでなく、大量の課題も配布。
・担任からは保護者に「毎日子供の学習をチェックしてください」と指示。
○日本人学校(小・中)
・課題に取り組む。
・海外子女教育振興財団の通信教育を受講する。(課金)
○日本人学校(高等部)
・ロイロノートアプリによるオンライン授業。
・C L A S S I、スタディアプリを4月末まで使用して学習。
※日本人学校の情報については公式HPを参考(http://www.srx2.net.cn/)
やはり現地校の学習環境の充実具合は強い。テレビでも配信されているのは工夫されている。
一方日本人学校ではアプリ等を駆使して学習の充実に努めているのが分かる。
とくに高等部では現地校と同じく、教員によるオンライン授業も配信されている様子。
【日本の学校】
対応が各学校、各自治体によってかなり異なるよう。
・休校後も緊急事態宣言が出るまでは、学校を自習室としてつかったり、校庭開放を行う学校も多くあったらしい。
・完全在宅勤務で仕事ができている教員は少ないようである。
・生徒を登校させる際は家で検温してから学校に来させる。
・学校によってはオンライン授業を開始しているところもある。
知り合いの教員に現状を聞いても、各学校によって違いがありすぎることが判明。
それでも完全にオンラインで授業を開始できている学校はかなり少ない様子。
教員側は学校で働くか家で教材研究している人も多いよう。
対応が一律でないので、学校ごとに学習の進度も大きく変わってきそう。
これは受験生にとって、とくに影響は大きいと思う。
オンラインで学習をすすめられない場合、夏休みの短縮は免れない。
夏までに収まれば、の話だが、、。
やはり、日本の教育のITの充実具合はまだまだと感じた。
いかにオフラインで元通りの方法に戻すかではなく、
変化した状況にどうやって順応していくかを考えないと
日本の教育はどんどん遅れたものになっていくと思う。。。
個人的には今の日本の教育環境をかなり危惧しています。
スタディアプリなど教育業界を応援したいです!
では!